未分類

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    お魚さんをほおばりながらああ海の幸に感謝!と思えば、母なる大地と言えど母なる海とはあまり耳に馴染まないことに気…

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    人の細胞は4ヶ月ですべて入れ替わるという。 それはあまりに体感しにくいが、人の筋肉は2週間前の努力が遅れてやっ…

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    白衣を着て虫取り網を片手に持つ 一生に一度あるかないかの機会にトンボを捕まえる 網の中で死んだかのように動きを…

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    生きるということは食べるということであり、食べないということは生きられないということです 私はそう思うたびに、…

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    木の吐き出す匂い 生き乍らか死に乍らか 皮を剥がれムクなまま吐き出す そこには青さもなく白さもない

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    何をしたいか、何を為すべきか。使命感は正義感と同じようなものであり、やもすれば人々には余計なお世話と言われそう…

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    撮りたいものがなければ写真は撮れない。言われてみればさも当たり前なことだ。ただ撮るのが好き、写真そのものが好き…

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    隅々まで照らす事が普遍となった現代では、仄暗さを残したままでいることがさぞ耐えられない、一種の潔癖さと執拗さが…

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    燕は線路の上をひらひらと往復し しんしんと色づく紫陽花 短き命を蛍は静かに燃やす あれから一年 それから十年

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    暖簾は いい 扉ほど境界線は明確ではないが 風にそよぎ 曖昧な外と内を出入りする 見送る 遠のく背中