kyou

  • issue10

    ·

    殺し合い、生き返り、殺し合い、生き返る。 頭を撃ち抜き、倒れ伏せ、悪態を吐く。 次こそはうまくやってやる。 コ…

  • issue9

    ·

    issue9 宴だ祭りだえんやこら。 飲めや歌えやお客人をもてなす。 そうして酔ひの合間にふと我にかへる。 は…

  • memory3

    ·

    memory3 登校には必ず裏道があって、下校にも裏道があった。裏道の方が近道ができるとは限らず、大抵は回り道…

  • issue8

    ·

    issue8 ああしなさい。 こうしなさい。 それは違う。 これがいい。 そうしてはいけない。 男は。女は。彼…

  • 服という存在

    ·

     「服」について僕が日頃思っていることを綴ろうと思う。しかし、「服」は僕にとって大きな存在であり、結論まで導け…

  • issue7

    ·

    とんとん。 無機質に、無言で語りかけてくる。 カオが顔に集約されたのはいつからだろうか。 とんとん。 顔は尚も…

  • issue6

    ·

    地球は滅んだ。 正確に言うと、滅ぼされた。 ある日ふらりと現れた方舟によって。 最後の地球人が問う。 「何故、…

  • memory2

    ·

    呻き声と共に、泥のような眠りから覚める。体の至る所で昨晩の騒ぎがまだ響いていた。暗いが、かろうじて見覚えのある…

  • 窓という存在

    ·

    『夏は窓を振り返った。外の空は白く輝いている。切り取られた空。無限の空。海はどこにあるんだろう。』/恩田陸「図…

  • issue5

    ·

    夕闇の中を一筋の閃光が駆けていく。 「流れ星だ」 私は初めて見るそれに、静かな興奮と、驚嘆を覚えた。 隣にいた…