この水が

この滴る雪解け水こそが

閉ざされたましろな世界を開く

生命の奔流となるのだ

覗く青空 伸びる若芽

陰鬱さにかしらをもたげていた心さえも

今日ばかりは陽の目を浴びることができる

とつとつと奏でる音よ

わたしたちはいま 春を迎えようとしている