みんなが知る人が、逝ってしまった。しかし、生きる世界が細分化されている昨今、みんなが知る人というのは減りつつある気がする。全世代を巻き込む知性というか、カリスマ性というか。だからこそ過去の偉人やスターの話が、幾度も再生産される。そして、再生産といえばファッションやカルチャーのリバイバルブームも同じと思う。フルティガーエアロやy2k、レコードや紙の本など。もちろんあの頃の感性は独特で、今見ても(今だからこそ)生き生きしてるように見える。そこまで現代人を熱狂させるのは、AIという人工物が溢れ始めたデジタルな世界、時代からのノスタルジー、逃走があるかもしれない。

とはいえ、僕の言うみんなが知る人というのもすでに狭い世界での話なのは疑いようがない。