「ThreadsやX、noteといった文字をメインに据えた媒体は使わないつもりだ。」

声高らかに宣言するようなことでもないのだけれど、いま一度、自戒のためにもこんな辺境の地の隅っこで、叫んで(書いて)みる。

一方通行ではなく、お互いのやり取りが可能であることは素晴らしい。そしてそのやり取りが第三者から目に見える事は、ある種の緊張感と検閲の効果をもたらし、健全さが担保される。さらに、拡散していくことで新たなビジネスチャンスの到来や、一個人で一組織並みの影響力を持つことができる。素晴らしいことじゃないか。

『だけれど、疲れてしまったんだ。』

・・・そんなことをノートパソコンで苦い顔をしながらカタカタ書いていると、窓の外で配達の人がバイクを停め、荷物を片手に上や下や、看板を見て去っていく。海外からの荷物が届いたんだ。すぐに羽織に袖を通してカウンターの横から外へと出て追いかける。出入り口のガラス戸の向こう側は、暦通り大寒を経て底冷えの脅威が待ち構えていた。

「すみません、エーエムエムイーエル、アンメル宛のですよね。転送で頼んでおいた」

やはり、朝イチに転送を頼んでおいた本たちだった。配達員は人懐こい笑顔を見せて本たちを渡してくれる。

ネットのおかげで個人でもこんなことができている。SNSやネットに対して、それに限らず目につく物事に対して斜に構え、天邪鬼な言葉を放り投げる。一方で、批判しているものたちを都合よく、甘んじて受け入れている自分の子供っぽさはいつなおるんだろうか。いや、子供大人関係なく、これは自分の個性であり、治るとか病気ではないし、故障でもないから直すものでもない。何事も謙虚に、粛々と。

去り際に本とレコードが好きなんだと爽やかに言う配達員との会話は割愛する。しかし、なんというか、街の人であることは、ことさらに気分がいい。